アーティスト・作品

中村哲也

nakamura2017

作品名「ペイントフェアリング・5S-H 型改」

東京藝術大学で漆工芸を学び、これまでにも物語的な構想による仮想造形物を、その精緻な技法に支えられた独特の装飾デザインで提示してきた中村氏。今回制作したのは、実際に打ち上げられ、回収されたロケットのフェアリング(ロケットの先端部)を用いた、世界初の作品。通常では入手困難な素材に彩色を施し作品化する。中村本人がデザインし打ち上げたロケットの、残骸による展覧会が開催される、という設定を仮想。 実際に宇宙に飛び立ったロケットの破片がそこに展示されることで、仮想と現実の狭間を興味深く見てとることができます。

アーティスト略歴

中村 哲也(なかむら てつや)
1968 年生まれ。1994 年東京芸術大学院美術研究科修了(漆芸専攻)。現在、長野県在住。1998 年より「スピード」という現代を象徴するテーマをとりあげ、自ら作り出した最速フォルムを、より速そうに進化させる「レプリカシリーズ」の展開をはじめる。今にも超高速で走り出しそうな機体を、確かな技法をもとにして本物のようにつくり出し、「視覚的な」速さで、見る者に直感的な快感を与える作品になっている。

  • 展示会場:南界中学校跡地(中種子町)
  • 展示期間:2017年8月5日(土)~11月12日(日) 9:00~22:00
    ※18時以降はライトアップされます。
  • 料金:無料