プレイベント

「宇宙人かかしをつくろう」ワークショップ

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国民文化祭のワークショップの取り組みは、こどもにとって親しみのある「宇宙人」がテーマです。南種子町にあるすべての小学校で、全校児童が取り組んだ宇宙人イラストの授業では、宇宙人の姿をイラストで具現化しました。まずは宇宙人の性格を示すチャート図に、自分が思い描く宇宙人の特徴を記入します。そこで得たイメージを手がかりにして、想像上の宇宙人を描きました。チャートは高学年、低学年と2種類あって、いずれも描きあがった宇宙人がしゃべっているようなマンガの吹き出しのように用意しました。

描かれた宇宙人たちは、広田遺跡ミュージアムの体験学習室で公開されました。みんなの取り組みがすべて、一度に貼り出されるのは迫力がありました。一方でいっしょに掲示されているチャートとあわせて鑑賞すると、特徴的な宇宙人がなぜこのような姿をしているのか、服装のデザインや手に持っているものにも、それぞれの意味が読み取れて面白い。それぞれの個性が光っています。

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(C)第30回国民文化祭南種子町実行委員会

第1段階のイラストの取り組みは、こどもたちの興味を誘導することがねらいでしたが、次には多くの人の目にふれる場所で成果が公開されることで、一人一人の参画意識の向上をめざして「宇宙人かかし」の制作に取り組みました。

高学年のこどもたちはかかしの構造を参考にして、宇宙人の姿を具現化する作業に取り組みました。町のリサイクルセンターの協力を得て、不要になった古着やペットボトル、家電部品などの廃材を集めて材料として用い、竹で組んだ土台に取りつけました。パラボラアンテナが顔になったり、瓶の蓋が目玉になったり、現場でのこどもたちのアドリブ力はすごいものがあります。できあがった宇宙人かかしはどれも独創的で、なにより似たものが一つもないところがいいと完成後の講評で伝えました。

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(C)第30回国民文化祭南種子町実行委員会

こうした発想と機転でユニークな「宇宙人かかし」が合計53体完成し、広田遺跡ミュージアムに集結して展示されました。